
ビューラーを使ってもまつ毛がきれいに上がらず、根元は下向きのままです。強く挟むとまぶたまで痛くなるのですが、正しい使い方はありますか?

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ヘアメイク&美容師歴20年で、芸人さんからアーティストまで担当しているパトです!
ビューラーは力で上げる道具ではありません。目の形に合う一台を選び、根元・中間・毛先の順に少しずつ角度をつければ、折れたようなまつ毛を避けて自然なカールを作れます。
ビューラーの正しい使い方で大切なのは、強く何度も挟むことではなく、まつ毛を乾いた状態に整え、根元を目で確認しながら三段階で軽く挟むことです。上がらないからと力を加えるほど、まつ毛の折れや抜け、まぶたを挟む失敗につながります。
この記事では、自分の目に合うビューラーの選び方、きれいな扇形に上げる手順、一重・奥二重・二重など目元別の調整、カールが落ちるときの対策、お手入れまで順番に解説します。毎日のメイクだけでなく、プロフィール写真や婚活写真など撮影前の目元づくりにも役立つ内容です。
・根元からまつ毛が上がらない方
・直角に折れた不自然なカールになる方
・まぶたを挟まず安全に使いたい方
・一重や奥二重に合う方法を知りたい方
ビューラーの正しい使い方で最初に知るべき基本
ビューラーでまつ毛をきれいに上げる基本は、根元で角度を作り、中間と毛先は弱い力で丸みをつなぐことです。根元から毛先まで同じ力で挟むと、カールではなく角がつき、横から見たときに不自然になります。
まつ毛は細く、摩擦や引っ張りに強いものではありません。「一度で完璧に上げる」のではなく、位置と力を変えながら少しずつ形を作るのが正解です。痛みを感じるほど力を入れたり、挟んだまま引っ張ったりする必要はありません。
まつ毛が上がらない主な原因
まつ毛が上がらない原因は、力不足とは限りません。ビューラーのカーブがまぶたに合っていない、根元まで入っていない、まつ毛が湿っている、ゴムが古い、マスカラを塗った後に使っているなど、道具と準備の問題が多くあります。
- ビューラーの幅やカーブが目の形に合っていない
- 鏡を正面に置き、まつ毛の根元が見えていない
- 化粧水、乳液、涙などの水分や油分が残っている
- 一か所だけを強く挟み、丸みを作れていない
- ゴムが硬化、変形、摩耗している
- マスカラが乾いた後に無理に挟んでいる
まずは原因を一つずつ外してください。特に「根元が見える鏡の位置」と「ビューラーのカーブ」は、力加減より結果を左右します。
上向きと直角カールの違い
正面から見てまつ毛が上がっていても、横から見ると根元だけが直角に折れている場合があります。これは根元を強く一回だけ挟んだときに起こりやすい失敗です。自然な仕上がりは、根元から毛先まで緩やかな曲線が続きます。
鏡を正面だけでなく斜め横からも見て、カールに角がないか確認しましょう。目尻側だけ上がっていない、中央だけ強く折れているといった左右差も見つけやすくなります。
安全のために守りたい前提
ビューラーを使うときは、手元が安定する明るい場所で行います。歩きながら、車内、揺れる場所で使うのは危険です。目やまぶたに炎症、腫れ、痛みがある日は使用を控え、違和感が続く場合は医療機関へ相談してください。
ビューラーの選び方は横幅・カーブ・開きで決まる
正しい使い方をしても毎回まぶたを挟む、目頭や目尻が残るなら、ビューラーが目の形に合っていない可能性があります。選ぶときはブランド名だけでなく、横幅、正面から見たカーブ、横から見た深さ、フレームの開きを確認してください。

目頭から目尻まで届く横幅を選ぶ
横幅が狭すぎると、一度に挟めない範囲が大きくなり、何度も位置をずらすうちに一部だけ強く折れます。反対に広すぎると、フレームが目頭や目尻に当たり、根元へ近づけません。
店頭にテスターがある場合は、目の横幅だけでなく、フレームの両端がまぶたへ当たらないかを確認しましょう。衛生上、テスターで実際のまつ毛を挟まず、目元へ近づけて形を見るだけにします。
一重・奥二重はカーブの深さも確認する
正面から見て切れ長で、まぶたのカーブが緩やかな方は、比較的フラットなタイプが合わせやすい傾向があります。丸みのある目、彫りが深い目には、カーブが深めのタイプが沿いやすい傾向です。

ただし、「一重だから必ずこの形」とは決められません。同じ二重でも横幅や彫り、まぶたの厚みは異なります。まぶたを挟むなら深すぎる、中央だけ根元に届かないなら浅すぎる可能性がある、と使用感から判断してください。
開きやすさと替えゴムの入手性を見る
フレームが十分に開くものは、まつ毛を入れる位置を確認しやすく、初心者にも扱いやすいです。ハンドルが手に合うか、握ったときに力を微調整できるかも確かめましょう。
長く使うなら、専用の替えゴムを継続して買えることも重要です。似たサイズに見える他社製ゴムは、溝や硬さが合わず、まつ毛をきれいに挟めない場合があります。原則としてメーカー指定の替えゴムを使ってください。
ビューラーの正しい使い方7ステップ
ビューラーの正しい使い方は、準備から仕上がり確認までを一つの流れにすることが大切です。以下の7ステップなら、根元を無理に引っ張らず、毛先へ向かって自然な丸みを作れます。
1.まつ毛の水分と油分を整える
洗顔やスキンケア後は、目元に水分や乳液が残りやすい状態です。清潔なティッシュや綿棒で、まつ毛をこすらず軽く押さえてください。湿ったまつ毛はカールがつきにくく、ついても下がりやすくなります。
アイシャドウの粉が多く付着している場合も、清潔なスクリューブラシで軽くとかします。まつ毛同士の絡まりをほどき、一本ずつ挟める状態にするのが目的です。
2.鏡を顔より少し下に置く
置き鏡を顔より少し下へ置き、あごを軽く上げて視線だけを下へ向けます。この姿勢では上まぶたが自然に伸び、まつ毛の根元を確認しやすくなります。正面の鏡へ顔を近づけるより、ビューラーを安全に入れやすい方法です。
利き手と反対の手で、必要に応じて眉下を軽く持ち上げても構いません。ただし皮膚を強く引っ張ると、手を離したときにカールの見え方が変わるため、根元が見える程度にします。
3.フレームを根元へ近づける
ビューラーを大きく開き、上側のフレームをまぶたのカーブへ沿わせます。まつ毛がフレームとゴムの間に入ったことを確認したら、ゆっくり閉じます。いきなり強く握らず、まぶたを挟んでいないかを先に確かめてください。
根元に届かないときは、ビューラーを押し込むのではなく、あごの角度や鏡の位置を調整します。まぶたへ金属部分を強く当てる必要はありません。
4.根元を軽く2〜3回挟む
根元では、痛みを感じない軽い力で2〜3回、小刻みに挟みます。一回を長く強く挟むより、力を確認しながら短く繰り返すほうが折れを防ぎやすくなります。
この段階では、まつ毛を真上へ立ち上げる土台を作ります。挟んだままビューラーを引き上げたり、左右へずらしたりしないでください。位置を変えるときは必ず一度フレームを開きます。
5.中間は少し弱い力で挟む
ビューラーを一度開き、まつ毛の中間へ数ミリ移動します。根元より少し弱い力で2回ほど挟み、丸みをつなぎます。ビューラーのハンドルを少し上向きにする方法もありますが、手首を大きく返す必要はありません。
横から見たとき、根元から中間へ急な角ができていなければ順調です。角がついた場合は、同じ場所をさらに強く挟まず、中間から毛先を緩やかにつないで目立ちにくくします。
6.毛先はごく弱く整える
最後に毛先側へ移動し、ごく弱い力で1回から2回挟みます。毛先は細く負担を受けやすいため、根元と同じ力は不要です。上げすぎるとまつ毛がまぶたへ張り付き、マスカラがつきやすくなります。
中央、目頭、目尻が扇形に広がっているか確認します。目尻だけ残る場合は部分用ビューラーで補いますが、すでに上がっている中央部分を重ねて挟まないようにしてください。
7.左右と横顔を確認してからマスカラを塗る
正面、斜め、横の三方向で、角度と左右差を確認します。足りない場所があれば、乾いたまつ毛の状態で一度だけ調整します。完成後にマスカラ下地、マスカラの順で塗りましょう。
ビューラーを目の形・まつ毛の状態に合わせるコツ
ビューラーの基本手順は同じでも、目の形やまつ毛の生え方によって、根元の見せ方と挟む範囲を調整する必要があります。大切なのは、二重幅を広く見せることではなく、まつ毛の根元を安全に捉え、目の形を活かした扇形に整えることです。
一重・奥二重は中央から位置を確認する
一重や奥二重は、まぶたがまつ毛の根元へ重なりやすく、フレームが届きにくいことがあります。眉下を指で軽く持ち上げ、中央の根元を確認してからビューラーを入れてください。目頭から無理に合わせるより、まず中央を安全に挟むほうが安定します。
根元を強く直角に上げると、まぶたへ当たって毛先が前へ倒れる場合があります。根元は土台を作る程度にし、中間で丸みをつけると、目を開けたときも自然に見えます。
一重の目元に合うアイシャドウやラインとのバランスは、以下の記事も参考にしてください。
丸い目・二重は上げすぎを防ぐ
丸い目や二重幅がはっきりした目元は、カーブのあるビューラーが沿いやすい一方、中央だけが強く上がりやすい傾向があります。中央、目頭、目尻の角度をそろえ、中央だけを何度も挟まないことが大切です。
まつ毛がまぶたへ張り付くほど上げると、目元が窮屈に見えたり、アイシャドウやマスカラがまぶたへ移ったりします。正面だけでなく、少し目を伏せた表情も鏡で確認しましょう。
短いまつ毛・下向きまつ毛は範囲を分ける
短いまつ毛は一度に全体を挟もうとすると、根元へ届きにくくなります。通常サイズで中央を整え、必要なときだけ目頭と目尻を部分用で補ってください。細かく分けすぎると角度がばらつくため、二つから三つの範囲で十分です。
下向きが強いまつ毛も、強い力で一気に反転させるのではなく、根元・中間・毛先を分けます。毎回すぐ下がる場合は、まつ毛の水分、下地の量、マスカラの重さも見直しましょう。
ビューラー以外の選択肢としてマツパやマツエクを考える場合は、施術方法、日々の手入れ、目元の状態を踏まえて選ぶ必要があります。
ビューラーで失敗する原因とカールを保つ対策
カールが不自然になる、すぐ下がる、まつ毛が抜けるという悩みは、使い方だけでなく、道具の状態とメイクの順番を整えることで改善しやすくなります。力を増やす前に、以下の原因を確認してください。
直角に折れるときは挟む位置を増やす
一か所を強く挟むと、そこだけ角がつきます。根元・中間・毛先の三段階で挟み、毛先へ向かうほど力を弱めてください。長いまつ毛なら四段階に分けても構いませんが、同じ場所を何度も強く挟まないことが重要です。
ハンドルを急に持ち上げる動作も、折れの原因になります。ビューラーを動かす前に開き、数ミリ移動してから再び閉じる。この基本を守るだけで、カールの線が滑らかになります。
カールが下がるときは水分と重さを見直す
朝は上がっていたのにすぐ下がる場合、まつ毛に残った水分や油分、マスカラの塗りすぎが原因になりやすいです。スキンケア後に時間を置き、まつ毛だけを軽くティッシュオフしてから始めます。
マスカラは根元へ大量に置かず、余分な液を容器の口で落として薄く重ねます。繊維や液が多いタイプは仕上がりが重くなるため、カールキープを優先する日は塗布量を調整してください。
ホットビューラーを使う場合は、製品説明書に従い、まぶたへ熱源を近づけすぎないようにします。熱いと感じる温度は避け、短時間で整えましょう。通常のビューラーをドライヤーやライターで温める方法は、温度管理が難しく、やけどや道具の変形につながるためおすすめできません。
抜ける・切れるときは使用を見直す
まつ毛が頻繁に抜ける、途中で切れる場合は、ゴムの劣化、マスカラ後の使用、挟んだまま引っ張る動作を確認します。メイクを落とすときも、こすらず、目元用リムーバーをなじませてから優しく落としてください。
まつ毛の生え変わりで自然に抜けることはありますが、急に目立って減った、皮膚の赤みやかゆみを伴う場合は、化粧品や道具の使用を中止し、必要に応じて専門家へ相談しましょう。
ビューラーのお手入れと撮影前の目元づくり
ビューラーは目元へ直接使うため、仕上がりだけでなく衛生面の管理が欠かせません。また、写真撮影の日は普段より強く上げるのではなく、照明と撮影角度を考え、正面・斜め・伏し目で自然に見えるカールを目指します。
使用後は汚れを落とし、ゴムを点検する
使用後は、フレームとゴムについた皮脂、アイシャドウ、マスカラなどを柔らかい布やティッシュで拭き取ります。製品によって手入れ方法が異なるため、洗剤やアルコールを使う前に説明書を確認してください。
ゴムに深い溝、ひび、硬化、ずれが見られたら交換の合図です。劣化したゴムは力が均等に伝わらず、金属部分との間でまつ毛へ負担をかけます。交換時期を一律の日数で決めるより、毎回の状態確認を習慣にしてください。
本体がゆがんで左右のフレームがずれている、開閉時に引っかかる、ゴムを替えても均等に挟めない場合は、本体の交換を検討します。ポーチの中で強い力が加わらないよう、専用ケースや仕切りのある場所で保管しましょう。
ビューラーは他人と共用しない
目元へ使う道具は、家族や友人であっても共用を避けるのが安心です。撮影現場やメイクサービスでは、衛生管理された道具を使い、一人ひとりの目元に合わせて扱う必要があります。
自分のビューラーを持参する場合は、普段使っている替えゴムも確認しておきましょう。使い慣れた道具でもゴムが劣化していれば、撮影直前に思った角度へ上がらないことがあります。
プロフィール撮影では正面以外の見え方も整える
プロフィール写真や婚活写真では、照明によってまつ毛の影やマスカラの塊が普段より見えやすくなることがあります。カールを強くしすぎず、まつ毛同士をとかして扇形に整え、目尻まで流れをそろえると自然です。
大阪・梅田のPATRICK OSAKA(パトリック大阪)では、撮影の目的や衣装、顔立ち、照明に合わせてヘアメイクと撮影をトータルに考えます。毎日のメイクで似合う形と、写真で好印象に見える形が同じとは限らないため、撮影データを確認しながら調整することが大切です。
撮影前のメイク全体については、次の記事も参考にしてください。
左右で上がり方が違うときの調整方法
左右差があるときは、同じ回数、同じ力にそろえることより、それぞれの生え方を観察することが大切です。利き手側はビューラーを深く入れやすく、反対側は手首が傾きやすいため、道具の位置だけで差が生まれることもあります。
まず両目の根元を一回ずつ軽く挟み、途中で正面から確認します。上がりにくい側だけ根元をもう一回補い、その後は左右とも中間、毛先へ進めます。最初から片目を完成させてから反対へ移るより、工程ごとに左右を比べると角度を合わせやすくなります。
目尻だけ下がる側は、通常サイズで全体を仕上げた後、部分用ビューラーで残った範囲だけを弱く挟みます。このとき、すでに上がっている中央の毛を重ねて挟まないよう、鏡を斜めにして境目を確認してください。
撮影当日に初めての道具を使わない
大切な撮影の直前に、新しいビューラーや初めてのホットビューラーを試すのは避けましょう。カーブ、力加減、温度に慣れていないため、まぶたを挟む、上げすぎる、左右差が出るといった失敗が起こりやすくなります。
新しい道具は数日前までに明るい場所で試し、正面だけでなく横顔と伏し目もスマートフォンで確認してください。普段の鏡では気にならない毛先のばらつきやマスカラの塊が、写真では影として目立つ場合があります。
撮影当日はスキンケアを早めに済ませ、目元の油分が落ち着いてからメイクを始めます。予備の替えゴム、綿棒、スクリューブラシがあると、カールをやり直さず細部だけ整えられます。目元が敏感な日は無理に新しい化粧品を使わず、いつもの道具を清潔な状態で使うのが安心です。
最後に要点をまとめます。
- 鏡を顔より少し下へ置き、まつ毛の根元を確認する
- まつ毛の水分と油分を軽く取り除く
- 根元・中間・毛先の三段階で挟む
- 毛先へ向かうほど力を弱くする
- 挟んだまま引っ張らず、位置を変える前に開く
- マスカラ前に使い、乾いたマスカラの上から強く挟まない
- ゴムの溝、硬化、本体のゆがみを定期的に確認する
まずは手持ちのビューラーが目のカーブに沿っているか、ゴムが劣化していないかを確認し、7ステップをゆっくり試してください。毎回まぶたを挟む、左右差が大きい場合は、使い方だけでなくビューラー自体を見直すサインです。
大切な撮影で目元の印象まで整えたい方は、自己流で直前に強く上げるより、ヘアメイク担当へ理想の雰囲気を相談しましょう。自然な目元、やわらかい目元、意志のある目元など、用途に合うバランスを一緒に決めると、本人らしさを活かしやすくなります。
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スムーズに進めやすくなります。







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